【スタートアップ経験者が語る】後悔しない長期インターン選び

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19年11月18日

大学3年生の終わりの3か月間、私は社員が3人、インターン生が8人ほどで構成されているWebメディア系企業のスタートアップにインターン生として参加していました。 これまで様々なインターンを経験しましたが、いい意味でも悪い意味でも衝撃的な3ヶ月間でした。 今回は、3ヶ月以上の長期インターンを大学生の間に挑戦しようと考えている学生に向けて、私の経験を踏まえた【後悔しない長期インターン選び】を伝えていきます。

【長期インターンは目的がなければ続かない】

長期インターンに参加を考えている方は、きっと大学生活のなかで 何か成し遂げたい目標や、将来のビジョンを掴むきっかけにしたいと思っているのではないでしょうか?

長期インターンは学生生活の中で3ヶ月以上を占め、2セメスター制の場合なら、1学期分にも相当します。 そんな貴重な時間を費やしても、目標がなければ、 スキルも経験も乏しい学生が社会人と同じように働いているうちに、 目の前のことに追われて、自分が一体何のためにインターンに来たのかがわからなくなってしまします。

そんな事態を避けるためにも、常に自発的に動けるよう、ゆるぎない意志と軸をもって 自分で自分を支える土台を作っておきましょう。

【「成長」「やりきる力」「裁量権」に惑わされないで】

長期インターンの募集要項には、輝く笑顔で「成長」「裁量権」「やりきる力」などのキラキラワードを口にするスーパー大学生のインタビューが掲載されています。 社会での経験を求めて成長の機会に飢えている学生は、今にも飛びつきたい衝動に駆られるでしょう。

インターン生に仕事を教えていく中で社員に成長の機会を与え、ウィンウィンの関係を築いている企業も数多くあります。 ですが、なかには 業務委託という形をとり、時給換算すると何十円にも満たないような給与で雑用を与え、 社員も自身の仕事に追われるあまりインターン生の仕事の管理すらままなっていない会社も少なくはありません。

このようなインターン先でも、タフでそこでの仕事内容や事業内容に共感できたり、給与が無くても暮らしていける手立てがあったり、 そこの社員についていきたいと思ったりする人は続けられるかもしれません。 ですが、私の同期には業務量に見合わない給与、拘束時間の長さなどから精神的苦痛を感じてしまう子もいました。

このような事態にならないためにも ビジョンや社風だけでなく、会社としての実態、例えば、

ベンチャーなのか、上場企業なのか

最低限必要な出勤日数出勤可能な時間

交通費は出るのか

新規事業立ち上げに参画できるのか

給与体系はどのようになっているか 

などの情報収集を怠らないようにしましょう。

【長期インターンを選ぶ決め手は?】

私が長期インターンを選んだ決め手は、完全にキラキラビジョンでした(笑) 当時、広告Webマーケに興味があったので何も考えずに面白そう!と飛び込んだのです。

これと正反対に、私の友人は「プログラミングスキルを高めて事業を作る」という明確な目標をもって、 実際にインターン生が事業を作っている企業にインターンを選びました。

その友人と私とはゴールの明確さが違った分、 受け入れ先の企業と具体的な働き方や仕事内容のすり合わせができ、 自分が思い描くインターンとのミスマッチは少なかったのかなと感じます。

長期インターンを選ぶ決め手は、人それぞれですが くれぐれも最低限の条件の確認は忘れずに行うことが必要です泣(自戒をこめて)。

【ズバリ!長期インターンは就活に役立った?】

これまで、長期インターンの経験の大変さを語ってきましたが、 経験としては就活どころか、社会人になる前のマインド強化にとても役立ちました。

就活では、サークルや部活、ゼミなどのありきたりなエピソードではなく 長期インターンで自分が担当した事業で苦労したことや、 会社で働く上で自分が何を重要視するのかを 実体験に添って話すことができたので本当に役立ちました。

会社という組織で仕事をこなす中で、「これがやりたい!」「あれならできます!」と言うことがどれだけ責任を伴うのか仕事を任せられないとはどういうことなのかなどたくさん考えることがありました。 会社での就業体験は学生生活のなかで一番貴重な経験となりました。 みなさんもぜひ、「大学生活で何かやり切りたい」「達成したい」という想いを持ち、 一度長期インターンを覗いてみてください♪

Written by あやす
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