【極度の学歴社会】韓国の大学生は泊まり込み勉強漬け生活が当たり前?

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19年9月12日

今回は、【極度の学歴社会で戦う韓国人大学生の勉強漬け生活】を紹介します。 夏休みも終盤に差し掛かり、新学期がすぐそこに近づいてきた9月の中旬。 海外旅行でバカンスした人も、趣味に没頭した人も、学生たるもの学業に励まねばなりません。 日本の大学生に比べて、勉強時間が大幅に長い韓国の大学生の実情を知ることで、少しでも勉強モチベーションアップをしちゃいましょう!

【熾烈な成績競争!韓国の大学生はテストに命がけ】

韓国は言わずとしれた「極度の学歴社会」。特に、大学受験は戦争とも言われるほどで、受験当日には国を挙げて受験生をサポートし、14000人もの警察が遅刻しそうな受験生を送迎したり、英語のリスニングテストの間は空港の離着陸を禁止したり。

それほど、韓国では大学に合格することが今後の人生を左右します。 そして、同じ学歴社会の日本と違うのは大学入学後の成績も就職で評価される点です

韓国の大学では、優良企業に入社するためには優秀な大学での成績が必要な上に、 欠席や遅刻に厳しい授業制度が多いため勉強漬けの生活が普通です

【大学には24時間オープンの自習室も】

普段から真面目に授業に出席する学生が多いので、学校に24時間オープンの自習室が完備されていたり、試験前には学校側が学生に無料でジュースや菓子パンなどの軽食を配布したりするそうです。 また、学生が勉強で不自由をしないように、学校の図書館内で教科書を部分的に安価な価格で複写可能にするなどの仕組みも整っています。 さらに、試験前になると歯ブラシや洗顔セットを持ち込んで 泊まり込みで試験勉強をする学生もいるとか。

【アルバイトをしている学生は少数派?】

韓国の大学生は、大学で優秀な成績を修めることや就職に有利な資格を取得するために勉強に力を入れる学生が多いためアルバイトをしている学生はあまり多くないそうです。 また、韓国では、19歳から~29歳の間に約2年間、兵役につく国民の義務があります。そのため、一般的な韓国人男性大学生は、大学在学時に2年間休学→兵役→復学というパターンの方が多く、20代半ばの男子学生が多いのも日本と違うポイントです。

【学生のうちから学びの習慣を】

日本では、大学合格が最大の山とされており、入学後には目的を失ってしまい勉強をしなくなる学生が多いと言われています。ところで、みなさんにとっての「勉強」は何ですか? わたしは韓国の学生と同じように四六時中、机に向かって勉強することだけが「勉強」とは言えないと思います。(大学の勉強に励む韓国人大学生を例に挙げた場合です。)たとえば、大学生の自由な時間を利用して、海外でのインターンシップ実務経験や、バンドを本気でやることも勉強だと思います。韓国と日本では、キャリア形成に必要な成績や文化が異なるので、それぞれのデメリットとメリットを理解した上で自分にとって重要な「勉強」に没頭することが大切だと思います。また、テクノロジーの進化による変化の激しい世の中に取り残されないためにも、学生のうちから学ぶ習慣をつけておくのもイイかもですね。

Written by あやす
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