最近「活字」に触れたのはいつですか?

アドバイス、基礎知識、学生生活

19年4月25日

皆さんは本を読んだり、新聞でニュース記事を見たりしますか?正直、テレビ番組欄や天気予報欄しか見ないという人が多いと思います。そんな中で問題視されているのが、「活字離れ」という現代病です。活字とは、書籍や新聞に印刷されている文字のことを指しますが、それを読む人・時間が少なくなっている現象のことをいいます。データを見ると、活字離れの傾向が如実に表れています。

全国の16歳以上の男女3000人を対象にした2014年に実施された文化庁の調査によると、「読書量が減っている」と答えた人の割合は65.1%に昇りました。また、そのうち「読まない」と答えた人が5割近くいました。「読まない」と回答したのは、意外にも高齢者が多く、70歳以上で59.6%、60代で47.8%になりました。大学生に注目してみると、「本を読むべきだ」とする学生は84%に対し、「読書時間が短い」と思っている学生は82%と、意識高めな結果でした。しかし現実では、半数近くはやはり「読書を全くしない」という回答でした。

「若者は活字離れが深刻だ」と言われることもありますが、どの年代にも進行しているようです。私も小さい頃は寝る前に母に絵本を読んでもらったり、小・中学校では読書の時間が授業前に設けられて、お気に入りのシリーズ本を図書館で借りていました。しかし、今は電車内でもスマホでSNSをチェックしたり動画を見たりと、なかなか本を読む機会はありません。本は決して安いものではなく、新聞を購読するにもお金がかかります。そこで、図書館を利用するのはいかがでしょうか?学校にも地域にも必ず1つはあるはずです!勉強目的で行く方も多いと思いますが、ぜひ1冊借りて読んでみましょう。自分が読みやすい物で構いません。ドラマ化・映画化された書籍でもOKです。スマホで、電子書籍をインストールしてみるのもおすすめです。荷物がかさばる本ですが電子書籍なら大丈夫!ポケットから取り出して、気分に合わせて好きな本を読むことができます。本棚やクローゼットの場所も取りません♪また新聞は、リアルタイムで何が起きているのかを知るのに非常に便利です。就活や面接においても、どんな社会問題に関心を持っているか聞かれることがあります。時事ネタだけでなくコラムも掲載されているので、ためになる知識が得られるかもしれません^^

Written by けぬっぱ
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