【19就活】自己分析って本当に必要なの?なんで必要なの?

アドバイス、雑学

18年2月14日

「自己分析」、これはあなたにとって、「おもしろい」ことでしょうか、それとも「退屈な」ことでしょうか?また、そもそも、自己分析の必要性はどこにあると思いますか?今回は、先輩が「やった方がいい!」と口を揃えて言うことランキング1位!といっても過言ではない「自己分析」について、そのはじめとなる、なぜ自己分析が必要なのかを考えていきます!

①自分の考えを整理する為

自己分析に限らず、物事を考えるときに怖いのは、「考えたつもり」状態に陥ることです。人は、頭の中がいっぱいになるまで考えると、「十分考えた」と思ってしまいがちです。
そのような状況に陥らない為に必要なことは、「言語化して記録する」ことです。使うツールは、ノートでも、パソコンのワードでもなんでもかまいません。とにかく、「考えたつもり」を防ぐために、自分の考えを具体的な言葉にして、それを自分の外に出して記録する必要があります。そうすることで、何度も何度も考え、以前に考えたことと比較し、さらに新しいことを考え、最終的に、「考えが整理された」状態に辿り着くことができます!

②「人とは違う」を見つける為

就活ではある程度、「人と違う」ことが求められます。そうなると、中には、「奇を衒う」方向に迷走する人がいます。例えば、服装を派手にしたり、とにかく大きい声を出したり、などです。しかし、就活で求められる、「人と違う」は、そうではないと思います。
では、具体的には何が求められるか、というと、「人よりどれだけ考えたか」です。自己分析とは、自分の経験や考えに、「なんでその行動をしたの」「なんでそう考えたの」という質問を投げかけて、考えを深化させていく作業であることが一般的です。それを繰り返していくと、奇を衒わずとも、「この人は重要な経験をしてきていて、いい考え方をしている。」と思ってもらえます。なぜなら、そもそも20数年間の人生は人とは違って自分だけのもので、その経験を通して何かしら、人とは違うスキルや考え方を身に付けているはずだからです。つまり、自己分析=自分の記憶や考えを深化させていく作業を繰り返せば、おのずと、自分の中に元々ある、「人とは違う」を発見できるのです。

③自分のポジションを定める為

これは、②と繋がっています。自分のポジションを定めるということはつまり、「自分の武器と勝負所を見極める」、ということです。
いくら、経験を深化させようと、その経験のジャンルを変えることはできないんです。例えば、「野球を頑張った」という話は、いくら深めようと、それは、「野球を頑張った」というジャンルであることに変わりはありません。ただ、ここで自己分析をしなかった場合を仮定してみましょう。面接官1:就活生2の面接、隣の就活生は野球を頑張った話をします。あなたも負けじと、野球を頑張りました!」と伝えました。しかし次の瞬間、隣の就活生が、全国大会で優勝していて、大学MVPを取った選手であることが発覚します。こうなると、地方大会3回戦負けのあなたは対抗できません。
上のケースは少し極端ですが、こういったことは起こりえます。しかし、だからと言って、野球の話をするな、というわけではありません。そこで必要なことこそ、自己分析なんです。
もちろん、ただ野球を頑張ったことを伝えるだけでは、大学MVPには叶いません。しかし、あなたが頑張ってきたのは、「野球」という大きなものだけでしょうか?そこで、自己分析を進めていくと、あなたは、野球の中でも、選手だけではなく、裏方として、部の運営を支える為にチームメンバーとの信頼構築にも力を入れていたことが分かりました。これさえわかれば、野球というジャンルは変えられずとも、ただ野球を頑張ったのではなく、「裏方として信頼構築に努めたやつ」という細分化されたステージで戦うことができます。これこそが、「自分のポジションを定める」ということです。上に挙げた例はまだ抽象的ですが、自己分析を繰り返してどんどん自分を細分化していけば、あなただけのステージが見つかるはずです。そうなれば、あなたは面接官に向かってありありと等身大の自分自身を語ることができます。

自己分析、大学3年生になって初めて耳にするこの言葉は、非常に多くの意味と意図を孕んでいます。あなたも、自分なりの自己分析で納得のいく就職活動にして下さい!

           
Written by けん
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