この秋行きたい紅葉スポット★ちょっと自慢できる紅葉トリビア&撮影ワンポイント

雑学

17年10月19日

ついこの前まで日中30度近かったのに、ここにきて一気に気温が下がり、急に秋の気配が深まってきました。
気温差があるときはキレイに色づいた紅葉が見られると言われています。それでいくと、今年の紅葉はおおいに期待できそうですね。
今回は、知ってたらちょっと尊敬される紅葉トリビアと、おすすめの紅葉スポットをご紹介していきましょう。

紅葉トリビア★ベスト3

◆美しい紅葉になる条件とは?
・夏から秋にかけて日照時間が多く、葉っぱが日光を十分に受けていること
・秋になってから最低気温が8℃以下の日が続くこと
・昼夜の寒暖の差が激しいこと
・夏場に十分な雨量があること
※これらの条件を満たすと、紅葉が美しく彩られると言われています。
滝やダム、渓谷などは、条件に合っているため、紅葉スポットとして有名なところが多いようです。

◆葉っぱが緑から赤や黄色などに変化するのはどうして?
もともと葉っぱには、黄の色素カロチノイドと緑の色素クロロフィルがあるのですが、クロロフィルの含有量のほうが多いので、ふだんは緑色に見えています。
これが秋になると、クロロフィルが分解されカロチノイドが残るので、黄色く色づいてきます。さらに葉っぱに蓄積された糖類が紫外線を浴びることにより、赤の色素アントシアンやタンニン系の色素に変化することで、赤や茶に紅葉する樹木もあります。

◆童謡「もみじ」はどこがモデル?
「あ~きのゆうひに、てるやまも~みじ~♪」
小学校などの音楽の時間にこんな歌を歌った記憶がありますよね?この歌のモデルになった土地が実はあるんです。
それは、軽井沢に向かう途中にある急勾配、急カーブの雨水(うすい)峠をかつて通っていたJR信越本線の熊ノ平駅だといわれています。
作詞家の高野辰之氏が、この駅から眺めた紅葉に感動してこの歌詞を書いたそうです。残念ながら熊ノ平駅は、北陸新幹線が開通した平成9年に廃線廃止となってしまいましたが、徒歩で駅のあった場所(線路も残っています)を見ることはできますよ。

2017年の紅葉の見頃は?

一番早いのは北海道の9月中旬。そこから徐々に南下していきます。ただ、九州が一番遅いのかというとそういうわけでもないので、あらかじめ見頃はチェックしてから計画をたてましょう。

★紅葉見頃カレンダー★
1 大雪山(北海道旭川市)9/17頃
2 山形蔵王(山形市)10/5頃
3 上高地(長野県松本市)10/15頃
4 田沢湖高原(秋田県仙北市)10/20頃
4 いろは坂(栃木県日光市)10/20頃
6 大山(鳥取県西伯郡大山町)10/25頃
7 霧島(鹿児島県霧島市)10/31頃
8 べふ峡(高知県香美市)11/8頃
9 高尾山(東京都八王子市)11/14頃
9 宮島(広島県廿日市市)11/14頃
11 九年庵(佐賀県神埼町)11/15頃
12 香嵐渓(愛知県豊田市)11/17頃
13 嵐山(京都市右京区)11/20頃

人気★おすすめ★紅葉スポットランキング

1位 禅林寺 永観堂(京都府)
2位 奥入瀬渓流(青森県)
3位 東福寺(京都府)
4位 清水寺(京都府)
5位 立山黒部アルペンルート(富山県)
6位 宮島・厳島(広島県)
7位 千畳敷カール(長野県)
8位 仁和寺(京都府)
9位 なばなの里(三重県)
10位 金閣寺(京都府)

Trip Adviser 2016年口コミランキングより


さすがにダントツ京都が多いですね。
どこもかなり有名でメジャーなスポットばかりです。

番外編で、関東限定になりますが、えあままのオススメ紅葉スポットをご紹介します。
関東の方、ぜひぜひ行ってみてくださいね♪
・埼玉県長瀞町「月の石もみじ公園」
・神奈川県北鎌倉「明月院の丸窓」
・栃木県塩原「もみじ谷大吊り橋」

紅葉をきれいに撮るには

きれいな紅葉を見たら、やっぱり写真を撮りたくなりますよね。
プチアマチュアカメラマン(なんだかよくわかりませんが 笑)えあままが、紅葉をきれいに撮るコツをこっそり伝授します。

撮影は晴れた日が一番!と思うかもしれませんが、実は晴れた日のほうが撮影が難しかったりします。
★晴れた日の撮影★
明るすぎて色が飛んでしまったり、わーきれいだなと思った紅葉が、写真にしたら何だか紙くずみたいに見えたり。晴れた日あるあるの失敗が起こってしまいがち。
晴れた日は、少し暗めに撮る、逆光で撮ってみる、など、一工夫必要です。また、ピントは必ず合わせましょう。紅葉を集団で撮るより、一枚の葉っぱに焦点をあてて、その葉っぱにきちんとピントを合わせて、背景はぼかす・・・のような撮り方もいいかもしれません。
★曇の日の撮影★
曇りの日は、紅葉の色がきれいに出てくれるので、ふつうに撮ってもキレイに仕上がると思います。ただ、この場合、どんよりとした空を写さないなど、工夫するといいですよ。空を写さず、川や橋などをバックに撮ったりするとキレイだし、プロっぽいと思います。
★雨の日の撮影★
雨の日も同様ですが、雨の場合はもっとしっとり質感のある写真が撮れます。雨と紅葉はとても相性がいいので、ぜひ挑戦してみてください。雫などもきれいに撮ったら、すごく素敵だと思います。ただ、カメラが濡れてしまうと故障の原因にもなるので、濡らさない工夫が必要です。

紅葉について、駆け足でまとめてみました。これを読んで、今年の紅葉がより深く思い出に残るものとなりますように★

written by えあまま
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