【論理的な説明、できていますか?】学生がロジカルシンキング力をつけたいときに読むべき本まとめ

学生生活

17年7月19日

就活やサマーインターンが近づく今の時期、「面接やグループディスカッションをいかにして対策していけば良いのだろうか」といったことが学生の間で話題になります。
大学によってはこれらの対策に向けた講座を提供してくれる場所もありますが、とはいえ苦労している方も少なくないのではないでしょうか?
そこで、今回は学生がロジカルシンキングを学ぶときに役立つ本を、ロジカルシンキングが求められる理由と共に説明していきます。

そもそも学生にロジカルシンキング力は必要?

就活やサマーインターンのときに、「ロジカルシンキング」といった言葉を聞いたことがあっても、そういったスキルがなぜ必要なのかイマイチ腹落ちしていない方もいらっしゃるかもしれません。 学生にロジカルシンキングのスキルが求められる主な理由は、次のものになります。 会社における意思決定は論理的な説明がベースだから

会社の中では様々な仕事があります。 それぞれの仕事で何か新しいことを始めたい・仲間を巻き込んで仕事を進めたいと思った時、必要なのは上司や同僚を説得することです。 思いつきで提案をしても、「なぜそれをするべきなのか」が相手に腹落ちしません。 一緒に働く人に自分の提案を納得してもらうためにもロジカルシンキングのスキルが求められるのです。

人材としての成長に必須だから
学生が新卒として採用される時、一部の例外を除けば、基本的に「即戦力ではなく、あくまでも将来的な成長ポテンシャル」を期待されています。
入社間もない時期であれば様々なことを学んだり失敗したりといったことが許されますが、次第に結果を出すことが要求されてくるようになります。
そのためにも、日々の行動の中で反省と振り返りを行なっていくことが大事なのですが、思いつきで行き当たりばったりの仕事をしていると何がダメだったのかという反省に繋がりません。
ロジカルシンキング力があれば、日々の行動が次につながっていきます。

学生がロジカルシンキング力をつけるために読むべき本

では、学生がロジカルシンキングのスキルを身につけたいと思った時に読むべき本はどのようなものがあるのでしょうか?

①議論のレッスン(福澤一吉 著)

早稲田大学文学学術院の教授である福澤一吉さんの著書です。
スポーツにルールがあるように、議論にも「根拠・論拠・主張」というルールが求められることに言及しています。 このほか、日常生活で使われがちな「やはり」「みんな」といった言葉など、ロジカルシンキングの落とし穴にもいくつか言及しています。
ロジカルシンキング力に全く自信がない方にもわかりやすい文章です。

②イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」(安宅和人 著)

Yahoo! Japanの最高戦略責任者を務める安宅和人さんの著書です。
仕事や課題に取り組む前にまず仮説の見極めが大事であること、そして仮説の解き方に役立つフレームワークや思考法に言及しています。
高度なロジカルシンキングを取り扱う書籍ではありますが、ロジカルシンキングに慣れていない方には若干難しさがある内容でもあります。

以上、ロジカルシンキング力が学生に求められる理由と、スキル養成にオススメの書籍を紹介しました。 就活やインターンだけでなく生涯役に立つスキルですので、学生の皆さんはぜひ今のうちから習得しておきましょう!

wirtten by なかたk
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