<実録>後悔のない決断のために!「夢」と「結婚」の狭間で揺れた大学生の青春就活ストーリー★

アドバイス

17年6月16日

6月といえば、ジューンブライド。最近は若者の未婚率増加が叫ばれていますが、結婚に憧れを抱く大学生もまだまだ多いはず!
「結婚」は先のことかもしれないけれど、卒業して就職したら彼との関係はどうなるの…?彼女は僕との将来のこと考えているの…?なんて不安がチラリと頭をよぎる人もいるのでは?
今回は、そんな悩みを抱えながら就職を決めた3人の学生のエピソードをご紹介。いずれも、私が学生時代に出会ったお友達のお話です。

【ケース1】彼と別れ、一番やりたい仕事に就いたMさんの場合

Mさんの彼は、横浜で同じ大学に通う同級生。毎朝手作りのお弁当を届け、記念日には思い出アルバムなるものを作っちゃうほど、彼にゾッコンだったMさん。そんなMさんが就活を始める際に決意したのは、意外にも彼との別れでした。
というのも、横浜出身のMさんには、卒業後は地元で夢を叶えたいという思いがあり、反対に彼には卒業したら地元である熊本に帰り自衛官になるという夢がありました。さらに彼には一人息子として実家の跡継ぎになるという立場もあったのです。
遠距離恋愛ではなく、キッパリと別れを決断したのも、この先に「結婚」がないことをわかっていたから。

Mさんは卒業後、夢だったブライダル業界に就職し今ではフロアマネージャーとして活躍しています。別れた直後には「彼には誰よりも幸せになってほしい」と思ったそう。傍にいることだけが、必ずしも2人の幸せではないようです。

【ケース2】彼と付き合いながら、2番目にやりたい仕事を選んだAさんの場合

Aさんの彼は3歳年上。同じ地元、広島で別々の大学に通っていました。先に社会人になった彼とも順調な交際が続き、お互いに結婚を意識し始めた頃、いよいよAさんの就活がスタートします。
東京の大手イベント会社でイベントプロデューサーになるという夢があったAさん。彼と別れ東京に行くか、広島で就職しゆくゆく彼と結婚するかー、悩んだAさんが選んだのは後者でした。
「どちらを選んでも後悔することはわかっていたから、それなら自分の力で取り戻せる後悔をしたかった」とAさん。彼との人生を選んだのも、イベントプロデューサー以外にもやりがいある仕事は自分の力で手に入れられると思っていたからでした。
その言葉通り、卒業後は得意のPCスキルを活かして広島でデータ分析の仕事を始め、今では都市開発のプロジェクトメンバーとして、重要な仕事を任されています。

Aさんは卒業の3年後に見事ゴールインし、今では2人のお子さんのママとして仕事と育児に奮闘中する毎日だそうです。

【ケース3】彼女の夢を応援し、別れを選んだTくんの場合

Tくんの彼女は、同じバイト先の大手アパレル店で契約社員として働く4歳年上の女性。彼女の夢は、正社員になって将来はSVとして全国を飛び回ることでした。そんな彼女を誰よりも応援していたTくんは、彼女が自分のことを気にせず全力で夢を追いかけられるよう、自らの就職をきっかけに彼女と別れることを決意。
彼女も、就職したら出世して組織の上を目指したいTくんの思いを理解していて、お互いに自分が人生のパートナーではないとがわかっていたのです。

卒業後、彼は証券会社に就職。同期で一番早く主任に昇進したそうです。



いかがでしたか?
一生に一度の「新卒ブランド」。また、大学時代の出会いが一生モノなのもこれまた事実です。3つのケース全てに共通しているのは「人生で一番大切なものを、お互いにきちん確認し合っていたこと」。だからこそ、後悔のない決断ができたのではないでしょうか。

あなたの心を動かすヒントが見つかりますように・・・!

Written by ふじこ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
インターン求人を探す

おすすめ関連コラム